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休職中に考えたこと・したこと

うつ病

今回は休職中に何を考え、何をしていたかについて書きたいと思います。

この記事を書いた人:Eikou

休職から1~2週目

休職に入ってからは、身体が動かず、意欲もなくなりました。
抗うつ薬を飲むために3食の食事はしてましたが、それ以外の時間はほとんど寝ていました。

このときは、家族のこと・将来のこと・仕事のことなど何も考えられず、ただ寝ているだけでした。
1日で20時間は寝ているか布団の中で過ごしていました。

薬のせいなのか少しの物音で、心臓のあたりがドキッとするとともに、
身体全体に電流が流れるような感覚を感じるようになりました。

体調のいいときは、漫画を読むことができました。
ただ、ビジネス書などは読むことはできませんでした。
活字を読んでも内容が頭の中に入ってこず、疲れてしまいました。

休職から3~8週目

少しずつ身体が動くようになり、意欲がでてきました。
朝は、家族で朝食を食べれるようになりました。
家族で公園に出かけてお弁当を食べたり、空を眺めてぼーっとしたりしていました。

自分のことだけしか考えられなかった部分が、少しずつ周囲にも意識を向けれるようになりました。
ただ、周囲に意識を向けられるようになったため、
妻に対して心労をかけたこと・かけていることに申し訳ない気持ちでいっぱいになり、気分が沈みがちになりました。

また、今後のことについても考えられるようになりました。
今の職場に復帰できるのか考えると不安になり、転職について考えるようになりました。
しかし、転職しようと自分のスキルを考えると誇れるスキル・経験がないことに気が付きました。

そこで、何かしらのスキルを身に着けるため、図書館で本を借りて読書をすることにしました。
これまでの人生の中で一番本を読んだと思います。

読んだ本の種類
  • 図解
  • マネジメント
  • 思考法
  • 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)
  • タスク管理
  • 転職
  • 副業

 

ただ、多種多様な情報をインプットしたことと、インプットすることで満足し
アウトプットをしなかったため自分のスキルアップには殆どつながりませんでした。

知識を身に着けるためには、アウトプットに重点を置くことの重要性を再認識しました。

 

休職から9~10週目

日常の生活は出来るようになりました。
仕事に復帰したい気持ちと仕事を続けられるかどうかの不安が半々程度でした。

6週目の診療内科での診察時に、何とか職場復帰は出来そうだと伝え
週間3日間で午前中のみの時短勤務から復職していくことになりました。
職場復帰が決まったタイミングから徐々に不安が大きくなりました。

復職初日の朝は、目が覚めているのになかなか布団から出られませんでした。
妻に励まされて布団から出て朝食を食べました。
その後は、妻に会社まで送ってもらいなんとか出勤することができました。

出勤後は周囲の目が非常に気になり、誰とも関わりたくない気持ちでいっぱいでした。
またデスクで仕事をしている時も近くを人が通ったり、話し声が聞こえるだけでドキっとしてしまいまったく集中できませんでした。
(主治医の話では緊張が強いためではないかとのことで、少しずつ慣れていけば改善してくるとのことでした。)

復職初日は、上長との面談とメールの確認で終わりました。
上長とは、現状と今後の業務の取り組み方についてなどを30分ほど話しました。

こうして何とか職場復帰に向けて、一歩踏み出すことができました。

まとめ

休職から1~2週目
・行動:寝る
・考え:何も考えられずほぼ寝ていた

休職から3~8週目
・行動:家族と食事、家族と公園へ散歩、読書
・考え:自己嫌悪、スキル不足による焦り

休職から9~10週目
・行動:生活リズムの改善、株、読書
・考え:将来に対する不安、スキル不足による焦り

お付き合いいただきありがとうございました。

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